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栃木レザー工場見学に行ってきました

先日、クラウドファンディングのリターンで栃木レザーの工場見学に参加してきました。
栃木レザーはタンニン鞣しとよばれる方法で革を生産する、日本で最も有名なタンナー(革鞣し業者)です。
たくさんの職人やメーカーが栃木レザーの革で財布やバッグなどの革製品を作っています。
今回支援したクラウドファンディングは、全焼した革漉き工場(革の厚みを加工する工場)を再建するというもので、主催は革卸の伊藤登商店さんでした。
伊藤登商店さんは僕が革製品の製作を始めた初期のころに革を全力買いしてた、大変お世話になった革屋さんです。

革製品の販売を始めて10年になりますが、革の生産工場を見るのは始めてでしたのですごく新鮮でした。
革になる前の原皮は、食肉の消費が多い北米から主に輸入されてきます。
この原皮を下処理して、モミザの樹脂から抽出されたタンニン溶液にじっくり浸すことで革へと鞣されます。
それを染色や表面加工して1枚の革が仕上がります。
原皮から革に仕上がるまで、最短でも3ヶ月以上の時間がかかるとのことでした。

特に驚いたのは、すべての工程で1枚1枚の革に対しほぼ人力で作業がなされていたことです。
数十年前から変わらぬ設備、変わらぬ工程で受け継がれた方法で革が作られていました。
IT化や技術革新とはまったく正反対の世界でした。

工場には60名の職人さんがいて、月産7,000枚の革が生み出されています。
栃木レザーの革は非常に時間と手間がかかっているため当然安い革ではないですが、工程を見るとむしろ安いなーという感覚になりました。
半日かけてじっくり工場内を案内していただいた伊藤登商店さん、栃木レザーさんありがとうございました😊

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