最近ブログの更新頻度高めです。
忙しいときはブログの更新が滞りますが、もっと忙しくなると制作の合間にブログを書きたくなります。気分転換です。
さて、新しい革が入りました。
今回は珍しくタンニン鞣し(なめし)の革です。
ちなみにブログによく登場するヴォーエプソンはクロム鞣しです。タンニンとクロムでは革の特賞・性質が異なります。
実用上でいちばん大きな違いは、タンニンの革はエイジングで色が濃く、より味が出る革であるということです。
経年変化を楽しみたい方にオススメの革です。
一方でタンニンレザーで作る革製品はどうも手作りっぽさというか、カジュアルな雰囲気になりがちなので、最近は使用頻度が低めになっています。
そんな中で、今回の革は色、質感がすばらしいクオリティだったので複数色仕入れてみることにしました。
イタリアのタンニン鞣しの革で、種類としてはオイルシュリンクと呼ばれるものです。
オイル分を多く染み込ませてあり、厚みがあっても適度にしなやかな柔軟性があります。シュリンク加工が施してあり、表面には細かいシボがみられます。
よく見かけるシュリンクレザーは、このシボが大きめのものが多くて、小物を作るとシボの存在感アリアリな感じになってしまい繊細さがありません。
が、この革はシボが適度に細かめなので主張しすぎずいい感じの表情です。
色はブラウン、レッド、ネイビー、ナチュラルの4色です。
ブラウン
いかにも革らしい色味と風合いです。
レッド
タンニンレザーは発色がイマイチなものが多いですが、この赤はとても綺麗です。
ネイビー
男女問わず使える色。利用シーンも選ばないので様々なアイテムに使えそうです。
ナチュラル
「ヌメ」とも呼ばれるベージュ色です。もっとも経年変化が楽しめる色です。
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