ほぼ日手帳カバーが新しくなりました。

システム手帳に続きまして、新しいほぼ日手帳カバーの紹介です。

*手帳カバーのオーダー方法についてはこちらをご覧ください。
手帳カバーのパターンオーダー・カスタマイズ方法

Philosophii Leathers でいちばんよく売れている商品がこのほぼ日手帳カバーです。
ほぼ日手帳は年間30万冊が販売される、手帳の中では定番中の定番とも言える商品です。それだけ愛用者が多いということですね。

当店では自分自身がほぼ日手帳ユーザーだったことから、ネットショップをスタートした時からずっとデザインを変えずに販売してきました。当時はミシンなどの機材もなく、注文が来たらすべて手縫いで仕立てていました。

手縫いというその時の制約から、必然的にごくごくシンプルな、ポケットも付いていない手帳カバーをデザインしたわけですが、HPからオーダーいただくお客様は手帳を駆使されている方が多いらしく?ポケット類を追加されることがほとんどです。
そのため、ポケットに拡張性を持たせて、さらに使い勝手と見た目もよい手帳カバーを新しくデザインすることにしました。

ここではサンプルとしてバタフライストッパータイプの手帳カバーを紹介します。外装・内装ともにカラーヌメのチョコ、ステッチ同系色(濃い茶色)です。
同じ構造でベルト留めタイプ、マグネットタイプ、ジッパータイプにも対応できます。
また、ほぼ日手帳以外のサイズにもカスタマイズにて対応できます。


外観に大きな変更はありません。当店のほぼ日手帳カバーの特徴は、ペンホルダーがカバーの少し内側から出ているためペンを挿した時にペンがあまり飛び出ないような作りになっています。細かい点ですが、シンプルに見せる工夫です。
ペンホルダーはペンの軸径14mmまで対応できる太さです。太めの多色ペンや万年筆も使えます。


内装のデザインは大幅に変わりました。
内側には標準でポケットが付きます。

左側はカードポケットです。写真では3段ですが、ほぼ日手帳サイズ(A6サイズ)で1段〜5段まで自由にカスタマイズできます。
サイズの大きい手帳の場合は上側いっぱいまでさらに増やせます。


旧タイプの手帳カバーの問題として、バタフライストッパーとポケットが干渉してしまいポケットがやや使いにくいという点がありました。
ポケットの数を自由に増やせないという点でも、カスタマイズの自由度が低かったです。

新しい手帳カバーではその問題を解決するために、ポケットの付くパーツを別途作り、バタフライストッパーの内側に取り付けるデザインに変更しました。これでポケットから取り出す時にバタフライストッパーが邪魔にならないし、ポケットの数を自由に変えることができるようになりました。


右側には大きいポケットが1つ付きます。上部はスリットが入っていて、書類等の出し入れがしやすい構造です。
Philosophii Leathers のロゴも入ります。


ほぼ日手帳に装着したところ。
可能な限りシンプルで、かつ使い勝手を向上させたデザインになっています。


パーツが多く重なる部分でもコバは薄く、繊細な仕上がりです。
ステッチ、ネン、コバの仕上げ、、、細かい点まで見直しています。

当店の革在庫の中からカラーを選んでパターンオーダーが可能です。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP