ずーっと前に取り寄せて寝かせてあった、トリヨンクレマンスのエルメスオレンジの革。
もちろん小物にも使えますが、個人的にはバッグ向きの革かなぁと感じます。

トリヨンクレマンスの特徴はこの美しいシボです。
シボの入った革は国内外たくさんありますが、トリヨンクレマンスのシボは彫りが深くくっきりしています。
大きいシボの中にランダムに小さいシボが入り組んだように入っていて、これが他の革にはない独特の立体感を感じさせます。

小物だとこのシボが目立ちすぎる感じがして、バッグくらいの大きさになるとバランスが良いと感じます。あくまで個人的な感覚ですけどね。

革の綺麗な部分を贅沢に切り抜きます。
これで前回のバッグの色違いを作ってみます。

クシュベルのゴールド（明るめのブラウンカラー）と組み合わせて、、、

重ねてみるとなんとなくバッグに仕上がった時のイメージがわきますね。
綺麗なオレンジに落ち着いたブラウンカラー。いい感じの仕上がりになりそうな予感がします。

ピンクのバッグのほうは必要な資材を取り寄せて来週中くらいには完成させたいところ。
同時並行でオーダーの制作と、このオレンジのバッグも進めていきます。