手帳カバーの制作過程

先日のブログで掲載したほぼ日手帳カバーの制作過程を写真撮ったので簡単に紹介します。
革の手帳カバーを自作したいという方は参考にしてみてください。

上の写真は型紙に合わせて革を裁断したところです。3つ同時並行で作ります。
写真には写ってないですがこれとは別にライニング(裏地)用の革も裁断しています。


そのままでは革が厚すぎるので厚みを調節します。革漉き(スキ)機というマシンを使ってパーツごとに厚みを調整します。
本体は厚め、見返しとペンホルダーは薄めにしますが革の種類や硬さによって微調整が必要です。また、手帳の厚みによっても変えています。
薄い手帳用だと革も若干薄めにします。このさじ加減はかなり経験的なものです。

この革の厚みの調整が繊細な仕上がりには不可欠なんですが、機械が必要なので趣味で作るにはどうしても限界があります。


漉き加工が終わったら全てのパーツに裏地を貼っておきます。
見返しにはペンホルダーを取り付けるための穴を開けておきます。バタフライストッパーなので左右段違いになってます。


ペンホルダーは使用頻度が高く革がヨレやすい部分ですので、少し手間ですがしっかりと裏地を貼ってミシンをかけます。
このときにコバ(革の断面)も綺麗に処理しておきます。


ペンホルダーのパーツが出来上がりました。見返しに差し込む先端部分は、アタリが出ないように薄く加工しています。


見返しのパーツにペンホルダーを縫い付けて、本体に接着します。
手帳カバーっぽい感じになってきました。


カバー本体の外周をぐるっとミシンがけ、糸はライターで焼き止めて処理します。


角が尖っているとヨレやすいので4箇所ともカットしておきます。


外周のコバ処理をします。重なった革の境目が分からなくなるまで丁寧にヤスリがけをして、革の色に合わせて調合した染料を塗ります。
このまま30分ほど乾燥させてまたヤスリをかけ、染料を塗って、、、と何度か繰り返してキレイなコバを作ります。

ほぼ日手帳カバーの完成です。

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